予防接種・ワクチン

小児の予防接種

小児の予防接種には「定期接種」と「任意接種」の2種類あります。定期接種とは、国が「一定の年齢になったら受けるように努めなければいけない」（接種の勧奨）と規定しているワクチンです。こちらの費用は公費負担ですので、対象期間に接種すれば無料※になります。任意接種は、国が定める法律外、対象年齢外の予防接種になります。ただ任意であっても、必ずしも重症化しないわけではなく、中には重症化すると命を落とす危険性の高い病気もあります。費用は基本的に自費になりますが、任意接種もできる限り受けていくことが推奨されます。
※対象期間を過ぎた定期接種は、全額自己負担で実施する「任意接種」となりますのでご注意ください。
※ワクチンは在庫確認と準備が必要になりますため、事前にお問い合わせください。

定期接種

予防接種法で、接種について努力義務が規定されたワクチンです。
接種費用については、接種対象年齢の範囲であれば、公費で負担されます。
各市区町村からの予診票、案内をご確認のうえご受診ください。

• B型肝炎ワクチン
• ヒブワクチン
• 小児用肺炎球菌ワクチン
• 4種混合ワクチン
• ロタウイルスワクチン
  ※ロタウイルスワクチンは授乳直後の接種はできませんし、接種後30分は授乳ができませんので、ご注意ください。
• BCGワクチン
• 麻疹・風疹混合ワクチン
• 水痘ワクチン
• 日本脳炎ワクチン
• 子宮頸がんワクチン　など

任意接種

定期接種以外の予防接種ですが、病気を防ぐためには大事な予防接種です。
ご家族の判断で接種を受け、接種費用は自費になります。
※中野区の助成がありますのでお問い合わせください。

• おたふくかぜワクチン
• インフルエンザワクチン　など

成人の予防接種（インフルエンザ予防接種、肺炎球菌ワクチン）

インフルエンザワクチンは、接種後2週間で効果が出始め、約5ヵ月間効果が持続します。例年12月～翌3月頃にインフルエンザが流行していますので、毎年12月下旬頃までに接種するようにしてください。また肺炎球菌ワクチンについてもご相談ください。